一人ぼっちだった。
とても孤独だった。
誰かに愛されたかった。
1人暮らしてたあの頃寂しくて張り裂けそうな思いをどこにもぶつけられずに、
泣いてばかりいたあの頃。
あの時この先の未来を想像なんて出来なかった。
私を愛してくれる誰かと、
築くことなんて出来るなんて思わなかった。
欲しかったものは果てしなく遠くて、
現実になるなんて思えなかった。
私の心を満たしてくれる大切な人と出会い、
そこから一緒に暮らすようになって、
とても穏やかで、
とても幸せな日々の中で、
願ってやまなかったこと、
新しい命。
苦しい思いをたくさんし、
いっぱい泣いて、
お母さんはもういなくて、
それでも前に進んだ先に、
大切な大切な命が産まれた。
この先のこともとても不安でいっぱい。
自分にやれるかどうか。
だけど、私の未来は日々変わるっていく。
ここにいて、大切な人がいて。
変わらず思っていたい。
出会った頃のように。
変わらずのままでいたい。
心を。