全てが嫌になって死にたかった。
死に方なんて知らなかった。
それでも毎日苦しくてその選択しかないように思った。
前に進むことがもう無理だった。
生きてることが辛くて、
自分が不必要な人間、
私が消えたとしても、世界は何も変わらないと、
私は死ななかった。
泣きながら死ななかった。
あの時死んでたら、お母さんの心を苦しめることになってた。
私は何一つお母さんに対して何もできなかったけど、死ななかった。
それって大きいことなんじゃないかな…
私の苦しみを、お母さんに一生背負わせなかった。
親になって初めてそう思う。
お母さんの苦しみを私が死ぬほど受け止めて。
今もまだ苦しい。
お母さんがいない日々が。